ttp-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" /> 行政書士円たけしからの手紙

士業に朗報?土地相続登記を義務化

前略

 本日の日経の記事からですが、政府は所有者不明の土地や空き家問題の抜本的対策として相続登記の義務化や土地所有権の放棄の可否などを協議し、具体策を検討するようです。法務省は早ければ2018年にも法制審議会に諮問する方針とのことです。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO25239550Z21C17A2MM8000/
 
 まずこのニュースを聞いて直接の恩恵があるのは登記専門業務を行う司法書士でしょう。今まで任意であった相続登記が義務化されるのであれば、確実に登記需要が生まれます。土地所有権の放棄の可否については何らかの行政側への手続きが予想されますがこれを即行政書士が関わることができる手続きとみることができるのかはわかりません。現在であれな相続登記の中で放棄を行い、手を放したからといって相続税の義務からは逃れることができても管理の手を離すわけにはいきません。

ご参考:民法第940条  
相続の放棄をした者は、その放棄によって相続人となった者が相続財産の管理を始めることができるまで、自己の財産におけるのと同一の注意をもって、その財産の管理を継続しなければならない。

 しかし、相続の法的規制が強化される方向であるのは間違いなく周辺法務事務も需要が増加することは予測できます。行政書士は、事実証明に関する書類の作成及び相談業務を業とし、例として遺産分割協議書の作成が可能です。遺産分割協議書作成のみならず他の手続きも拡大することを願ってます。

草々

2017年行政書士試験雑感

前略

 本年度の行政書士試験が終わり1か月以上が過ぎました。
 試験終了後の興奮も静まり、忘れかけている方も多いのではないかと思います。いや、むしろ、来年1月31日の発表が気になって気になってしかたがないという方もいらっしゃると思います。試験終了後合格発表まで2.5か月も要するのですから。。。

 さて、本年度の試験ですが、ブログの音沙汰が無くて何やってんだろうと読んでいらっしゃる方を失望させていたかもしれませんが、円も日々分析してました。各資格予備校の分析リサーチも示すように今年の一般知識、択一にいたっては易化したといっても良いでしょう。一般知識で足切りに合う方の割合は少なかったのではと推察します。そして、皆さんが懸念しているよう記述の採点基準がどうなるかがこの試験の今後の方向性を決めます。以前10月26日「平成29年度行政書士試験出題者数と動向」で書いた記事、http://tkskikaku.jp/blog-entry-54.htmlの楽観論シナリオ(合格率10%以上、4,000名以上)が現実のものとなるかどうかです。

 そもそも行政書士会員数は、11月末現在で47,121名おり、常に過当競争にあるといっていい状態です。より仕事の領域の専門度が高い司法書士にあっては、629名(前年度660名)、弁理士にあっては、255名(前年度296名)で軒並み減少傾向でした。なぜでしょうか?これは仕事領域の専門性と密接な関係があるように思います。つまり、それでメシを食う人たちがどう思うかです。専門領域が狭いことで業界の参入障壁が高くなり、仕事にありつけている人の受注単価も需給の関係から高いと言えます。しかし、そもそも需要が少ないので既得権益化し既存会員は、新規参入者を歓迎しません。業界内でイノベーションが起こり新たな仕事を創造してゆくことが重要ですが、急に世の中は変わりません。

 一方で、行政書士ですが、仕事の領域は狭くありません。かといっていろいろなことができるかはその方の能力、投入する時間にかかってますが、一般的に多くの種類の業務を創造することが可能です。支部の会員も皆様々なことを行っています。それゆえ、受注単価が高いものもあれば低いものもあります。

 私は楽観論を期待します。ライバルの出現は結果的に自分をより厳しい競争にさらすことになるかもしれませんが、行政書士が幾分増えたって行政書士間で争っていたって何の影響もないのが事実です。士業間での争いなんて井の中の蛙です。もっと、業務を事業レベルで考えなくてはならないのです。遺産関係業務であれば、他士業はもちろんのこと、信託銀行などの法人がライバルとなるのです。

 合格率の増加は資格試験の価値を下げることにはなると思います。過去に受かった自分のプライドが少し傷つくだけです。でもそんなことを思うとしたらそれだけ自分はこの何年も成長していなかったって証拠です。ぜひ楽観論で私たちの仲間が増えて来年からいろいろなお話しを是非ともさせていただきたいと願ってます。

草々

追伸: 本年度の試験分析結果及びこの時期ですから試験とは離れたコラム等逐次アップしてゆきます。

 

終わりましたね

前略

大変お疲れ様でした。今日は、この1年間頑張った自分をほめてください。焦って解答を追っかけなくてもいいと思います。明日も生活は続きます。ゆっくり休んでください。

草々

追伸: 講評は追ってアップしてゆきますので今後アクセス下さい。

試験テクニック

前略

今日の試験ですが、テクニックをお伝えしましょう。時間配分と休憩についてです。

⒈ 時間配分
皆さんはどのくらいの時間で問題を解きますか?60問3時間の試験ですから単純に3分/問ですが、記述はご存知のように時間を要しますので余裕を見て30分とり、残り57問で150分です。ここで、1問あたり⒉5分を目指します。すると、約7分ほど余ります。
解く順番は指定しません。でも私の場合は、一般知識、記述、択一・多肢という順序でした。一般知識の足切を回避し、記述でじっくり取り掛かるためです。

2. トイレ休憩?
皆さまは、もし試験中にトイレに行きたくなったらどうしますか?ガマンしますか?ガマンは禁物です。手を挙げて試験官に告げて行きましょう。その時、試験官補助者がカンニング防止に入口まで同行しますが気にする必要はありません。
むしろ、試験中に戦略的にトイレを休憩目的で使うということもありです。先程1で申し上げたペースで行えば、7分の休憩時間を試験中に取ることができるのです。

草々

試験当日を迎えて

前略

 おはようございます。昨晩は良くねむることができたでしょうか。
 私が受けた平成24年度の試験は、東京地方は雨でした。しかし、本日は全国的に晴れの素晴らしい天気となりました。皆さんのコンディションを象徴するような天気だと思います。
 私はなぜか夜中に目が覚めてしまいました。受験時代の毎年のこの日の緊張感を思い出したのか、睡眠不足です。受験生の方でもあまり眠れなったという方は少なからずいらっしゃるでしょう。でも大丈夫です。人間1、2日睡眠不足だって頭は回転します。
 さて、本日試験開始の13:00まであと6時間ほどあります。是非とも直前の直前まで見直しをいただきたいと思います。素材は、最後に残ったわずかな間違い肢、条文及び一般知識のテキストです。この直前の直前、短期中の短期の記憶が鮮明に残ります。どの内容を具体的に行うのかはお任せしますが、最後の粘りはまさに準備にあるのです。
 試験までわずかですが、今日は私もスマホから記事投稿し続けようと思ってます。応援しています。

草々

試験前最後の連休

前略

 試験まであと1週間ほどに迫りました。今日は文化の日で関東地方は晴天に恵まれました。
 今日を含めて3連休であるという方はこれほどじっくり取り組むには最後のチャンスといえます。来週は皿回しの最終段階であり極力全教科にわたって弱点つぶしにあたって欲しいからです。
 この3連休は、弱点つぶしを行っていたとしても自分の回答の間違いの原因を確かめたり、理由づけをおこなうのじっくり腰を落ち着けて取り組んでいただきたいのです。
 平日働いている方であれば来週はすきま時間の最大活用となり間違いの理由を調べたりする余裕はありません。来週こそいかに短期記憶の勝負であり残存現象の勝負にかけるべきなのです。
 晴れた日に何で勉強してるんだろうとまた悪魔がささやくかもしれません。受験生にとってもっとも苦しい時間かもしれません。しかしながら来年も晴れた日は必ずやってきます。どんなに長くてもあと1週間ほどで物理的にその苦しいときは終わってしまうのです。いつやるんですか?今しかないでしょう。どこかで聞いたセリフですが。

草々

平成29年度行政書士試験出願者数と動向

前略

 行政書士試験研究センターより本年度の出願者数が発表されました。52,214名です。近年の受験生減少の傾向は相変わらずですが、例年7-10%程度の減少幅が今年はぐっと少なくなり1%程度です。下げ止まった感があります。
 今年初めの私の予想では受験者38,000人で合格者は約3,800人くらいと予想しましたが、楽観論でゆけば、今年の合格者の絶対値は増えそう(?)です。http://tkskikaku.jp/blog-entry-22.html

 比較のために行政書士のここ数年の申込者数、受験者数及び合格者数ならびに司法書士のそれを下記します。

1.行政書士(会員数:46,205人) 左から申込者数、受験者数(受験率)、合格者数(合格率)
H26、 62,172 48,869 (78%) 4,043 (8.3%)
H27 56,965 44,366 (78%) 5,820 (13.1%)
H28 53,456 41,053 (77%) 4,084 ( 9.9%)
H29 52,214 ? ?

2.司法書士(会員数:22,415人)左から申込者数、受験者数(受験率)、合格者数(合格率)
H26 24,538 20,130 (82%) 759 (3.8%)
H27 21,754 17,920 (82%)  707 (3.9%)
H28 20,360 16,725 (82%) 660 (3.9 %)

非常に不思議なのは、受験率が双方の試験も一定していることです。受験に対する心構えとか受験者層が影響しているのでしょうか。データからみると行政書士受験生の方が記念受験率(?)が高いということでしょうか。では、今年も受験率が77%相当であるとすると今年は理論値で40,205名となります。次に合格者をどれほどとするかという問題です。司法書士試験は毎年の合格者を4%よりわずかに低い数字でコントロールされてます。一方で行政書士は、低いときで5%前後高いときは10数パーセントになり非常に読みにくいのですが、傾向としてはどうやら10%は越したくないという意地が垣間見えます。

 今年の合格者を昨年なみとすれば4,020名前後、会員数は減少方向となります。11%くらいに持ち上げ、4,400名とするのか。
各士業界が軒並み合格者を減らしている中であえて増加に踏み切るのか。政治的にはありうるシナリオです。特定行政書士施行わずか2年です。会員数は増やしたいという気持ちはあるように思います。しかしながら一方で弁護士をはじめとする他士業の過剰状態の影響も受けることは否めないかもしれません。同様に士業人気の低下を一定程度受け入れ合格者の質を担保する方向で8%くらい、つまり、約3,200名とするか。上記のどちらかの方向性となるように思います。その場合3,200ー4,400名です。

 今最後の追い込みをしている受験生のみなさん。私は、4,000名を超える前者のシナリオの実現を期待してます。合格者の既得権益からすれば合格率が下がってほしいと願う者もいるかもしれませんが、行政書士はすでに多いのです。新規参入者が増加したからと言って自分の仕事が相対的に増えるとも思えません。それだけ皆さんが取り組んでいる仕事は多岐にわたりますし、行政書士間の競争の話ではないのです。楽観論を期待し最後のスパートを是非お願いいたします。

草々

来年は行政書士試験監督員になりませんか?

前略

 試験直前で追い込みに入られている方へ耳よりな情報です。行政書士試験で監督員又は会場の裏方仕事で本部員という仕事があります。そうです。試験場にゆくと行政書士の人たちが行っている会務の1つです。
 毎年5万人以上の方が申し込む試験です。全国各会場では朝から行政書士の会員が受験生の方を応援するために朝から準備、本番と働いています。といってきれいごとを並べても話題としてはちっとも面白くありませんよね。
 そうです。この仕事、行政書士会員にはちょっとしたバイトになっています。東京会での話しですが、毎年8月号の行政書士とうきょうという機関誌に募集要項が掲載され、各支部長あてに申込を行うことになってます。今年の場合、事前説明会は10月26日(木)の午後2時間と本番の試験は、朝8:30集合夕方18:30解散の10時間で、合計12時間労働です。実は、この仕事は行政書士試験研究センターからの委託で前者には12,000円、後者には14,000円で合計26,000円の交通費日当が支払われます。時給換算いたしますと、2, 167円/時となります。
 私が所属している支部では毎年他支部との交流会が試験後に設定されており、同業者の情報交換会の日となっています。朝から働くものの、会員にとっては他支部の人とも知り合いになれ、幅を広げることのできる楽しい一日でもあるのです。
 今年受験されている方、来年は一緒に試験の手伝いを是非一緒に行う側となりましょう!一応、要件としては東京会では入会1年以上と課されており、必ずしもお約束はできませんが、支部長推薦を取って1年目より活動している人もいます。私は頼み込んで幸運にも1年目からやらせてもらってます。

草々

衆議院議員総選挙と憲法

前略

 受験票も届き、試験へのカウントダウンが始まったといっても過言ではありません。一方で、昨日は台風21号が迫る中、第48回衆議院銀総選挙が行われ、全465議席のうち、自民と公明の与党がなんと3分の2の310議席を上回る313議席を確保し大勝しました。3分の2とは、法律案は、参議院が異なる議決をした場合でも衆議院でこの数以上を取れば可決すること(59条(2)衆議院の優越)が可能となりますし、憲法改正の発議に必要な要件(96条(1))も揃ったというわけです。
 そんな悠長なこと言っている場合じゃないよと、昨日の選挙速報にもあまり関心を示さず勉強の追い込みに励んでいらっしゃった方も多いと思います。しかしです。衆議院議員総選挙ほど憲法条文が適用されるイベントもないのではと思います。すこし肩の力を抜いて憲法条文をさらっと復習してみることにしましょう。ちなみに今回の選挙ですが、日程としては以下のようになってます。

1.日程:

9/28  解散
10/22 総選挙
11/01 特別国会召集
     内閣総辞職後、首相指名選挙
     第4次安倍内閣発足予定
 
2.参考条文:

第54条 衆議院が解散されたときは、解散の日から40日以内に、衆議院議員の総選挙を行ひ、その選挙の日から30日以内に、国会を召集しなければならない。

第59条 法律案は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、両議院で可決したとき法律となる。
2 衆議院で可決し、参議院でこれと異なつた議決をした法律案は、衆議院で出席議員の3分の2以上の多数で再び可決したときは、法律となる。

第67条 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。

第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。

草々
 
 




基本へ戻るために

前略

 あと3週間。前回申し上げた皿回し記憶法http://tkskikaku.jp/blog-entry-50.htmlでも述べたように今は短期記憶に訴える勉強をすべきであると、間違った肢の徹底復習を申し上げました。
 間違った肢のみを繰り返して解く、あるいは本日受けた方もいる予備校の最後の模試などの問題の記憶が残ることはともすれば試験当日で基本事項の度忘れにつながるおそれもあります。いや、度忘れというより、間違った肢であるとか模試問題はこれまで長い時間をかけてきた基本事項から少し離れた知識になりがちです。
 この偏った状態を真ん中に持ってくる方法としては、基本テキストの通し読み又は条文(特に、憲法及び行政法)の素読を毎日の勉強に取り入れると効果的です。
 模試など難しい問題を解きすぎると問題の裏を読みすぎて、本番の試験問題で不安に駆られる場合はあるのです。「素直に解いていいのか、それとも...」などど。
 はっきり言います。本試験問題は素直に解くのが正解です。裏をかくような問題は多くは出ないのです。素直に出された問題を素直に考えて解く。これが正答率を高める方法です。
 基本テキストの通し読みや条文素読は、感覚を基本に戻す直前対策の一つなのです。

草々

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プロフィール

円たけし

Author:円たけし
資格取得を通じてビジネス力を鍛えることをモットーとしている現在47歳のビジネスマン。2006年(38歳)~2012年(44歳)までの電機メーカに勤務している7年間に、行政書士、TOEIC865点、日商簿記2級を取得。

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