ttp-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" /> 行政書士円たけしからの手紙

行政書士会員数と行政書士合格者数

前略
 
  先日1月31日に行政書士合格発表がありました。合格された方、おめでとうございます。また、今年は残念ながら涙を飲まれた方、試験に挑戦する気持ちとこれまでの努力に対して感服いたします。

 昨年試験を受けた方も、また今後試験を受けようとされる方にも参考となる情報を提供したいと思います。ここ数年の行政書士会員数の推移と行政書士合格者数の推移についてです。

 下記表は、それらをまとめたものです。今年の合格者数は、6,360人となり合格率は15.7%と近年まれに見ない高い合格者数と合格率となりました。合格者数を増加する理由はどうやら会員数の増加率に関係があったようです。H29年4月時点の行政書士会員数(個人)は、46,205人で会員の絶対数は増加傾向にあるのですが、増加率は決して上がってません。会員数の増加は、その年会員登録を抹消した者と新規登録した者の差であり、新規登録者が上回っているものの、増加率が伸び悩んでます。新規登録者と登録抹消者は、ここ数年はおよそ前者が2,400人前後で後者が1,700人前後となります。こと登録抹消者が増えているわけではありませんので新規登録者の登録者数があまり伸びていないことが原因と思われます。

 行政書士の毎年の合格者数は平均すると5,000人前後。毎年の新規登録者数が2,400人前後ですので、単純化すると合格した者の約半分が実際に行政書士会に貢献する会員となります。行政書士会の会員数の合計は年々増加をたどっており、士業間の政治的理由を考慮するとこのトレンドを崩すわけにはゆかないのが本音ではないでしょうか。統計値を見るとその年の新規登録者数は前年度の合格者数に大きく影響を受けます。ここ数年合格者数を減らした弁護士、弁理士及び社会保険労務士会は戦略をどのように考えているのでしょうか?会員数がもし減少する場合には会の維持費用の負担が既存会員にのしかかることになります。会員維持費用なんて大したことない、それを大きく上回って稼いでるよという方が多くいる会では問題ないのですが実態はそうでもないのではと思われます。

 あなたは、行政書士で仕事を始めてみますか?実際に登録している人は合格者の2人に1人の割合です。一方で、あなたは、今年、行政書士試験を受けてみますか?試験合格を考えるのであれば追い風と思われます。

草々
行政書士合格者と行政書士会員数

 

大量合格の時代~行政書士会戦略変更か?~

前略

 本日試験合格発表がありました。
合格者はなんと6,360人、合格率15.7%(受験者数40,449人)です!!

私も想像していなかった数字です。合格者にとってもまた、来年以降受ける方にとっても朗報であったのではないかと思います。
 かつて合格率が1桁パーセントであった者としては少しさびしい感じもしましたが、そんなことは忘れます。士業どうしも競争ですし、会としての生き残り戦略に方向転換したと思われます。

 他士業の試験はもろもろ合格者を減少させてました。はたして生き残り戦略としてこれが正しいのか?職業資格ですので生き残りが重要なのだとあらためて納得しました。

 残念ながら今年合格できなかった方。よく考えた上で来年以降チャレンジされるのであれば良い傾向は続くものと私は確信してます。このブログも続けてゆきますのでたまには見に来てください。

草々

2017年行政書士試験分析(1)~科目別~

前略

 昨年の11月12日に試験が実施されて以来2カ月半が経過しました。明日とうとう合格発表となります。当然結果が気になる方が多いのですがここで振り返りをしてみたいと思います。

1.全体総評

 試験が終わって試験内容の分析を進めていたのですが、概ね法令択一の正解率が高いようで問題としては普通もしくはあるものはやさしく感じたのではないでしょうか。行政書士試験の問題は難(正解率50%未満)、普(正解率50~80%)、易(正解率80%以上)に分けるとすると普と易で合せて60%超となるように設計されてます。今回もデータ上は、普44%、易28%で合計72%となってます。
 したがい、記述を抜いた平均点は高くなる傾向であり、世間で騒がれてますように記述の採点が厳しくなるのではと噂されているのです。

2.科目別講評

 科目別に普・易の問題がどれだけあったのか分析をしてみました。問題数別では法令択一の易化によって影響を受け、どの教科がやさしかったのかわからなくなるおそれがあるので得点別に分析をしてみました(下図)。データ上は、基礎法学、民法、商法、一般知識の順で、おそらく民法の易化が際立ったものとなったように思います。ここ数年民法は難易度を増していたのですが、今年は民法を比較的素直な問題としたようです。この傾向が是非続いて欲しいと考えます。

3.来年に向けて

 明日の試験結果次第となりますが、来年新規に、また残念ながら再挑戦される方には、戦略として是非民法に強くなっていただきたいと願ってます。試験委員としても一般知識を難化させるわけにはゆかないのです。法律家としては傍流である一般知識を難化し足切りされた者が増加することがクレームにつながるため何とかさけたいと考えるのです。民法が難しいのは法律家としては受け入れなくてはいけない事実。もちろん、行政法はいわんやおやです。今年のようなレベルの民法が来年以降も続くとは何ともいえず、やはり明日の合格発表の傾向で来年の民法の程度が知れるというものです。私個人としては記述の採点基準を高める方法で調整はしないでいただきたいと切に思います。マイナス思考より難しい民法の問題で実力判定を行う。これが王道のような気がします。

草々2017行政書士試験分析科目別

士業に朗報?土地相続登記を義務化

前略

 本日の日経の記事からですが、政府は所有者不明の土地や空き家問題の抜本的対策として相続登記の義務化や土地所有権の放棄の可否などを協議し、具体策を検討するようです。法務省は早ければ2018年にも法制審議会に諮問する方針とのことです。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO25239550Z21C17A2MM8000/
 
 まずこのニュースを聞いて直接の恩恵があるのは登記専門業務を行う司法書士でしょう。今まで任意であった相続登記が義務化されるのであれば、確実に登記需要が生まれます。土地所有権の放棄の可否については何らかの行政側への手続きが予想されますがこれを即行政書士が関わることができる手続きとみることができるのかはわかりません。現在であれな相続登記の中で放棄を行い、手を放したからといって相続税の義務からは逃れることができても管理の手を離すわけにはいきません。

ご参考:民法第940条  
相続の放棄をした者は、その放棄によって相続人となった者が相続財産の管理を始めることができるまで、自己の財産におけるのと同一の注意をもって、その財産の管理を継続しなければならない。

 しかし、相続の法的規制が強化される方向であるのは間違いなく周辺法務事務も需要が増加することは予測できます。行政書士は、事実証明に関する書類の作成及び相談業務を業とし、例として遺産分割協議書の作成が可能です。遺産分割協議書作成のみならず他の手続きも拡大することを願ってます。

草々

2017年行政書士試験雑感

前略

 本年度の行政書士試験が終わり1か月以上が過ぎました。
 試験終了後の興奮も静まり、忘れかけている方も多いのではないかと思います。いや、むしろ、来年1月31日の発表が気になって気になってしかたがないという方もいらっしゃると思います。試験終了後合格発表まで2.5か月も要するのですから。。。

 さて、本年度の試験ですが、ブログの音沙汰が無くて何やってんだろうと読んでいらっしゃる方を失望させていたかもしれませんが、円も日々分析してました。各資格予備校の分析リサーチも示すように今年の一般知識、択一にいたっては易化したといっても良いでしょう。一般知識で足切りに合う方の割合は少なかったのではと推察します。そして、皆さんが懸念しているよう記述の採点基準がどうなるかがこの試験の今後の方向性を決めます。以前10月26日「平成29年度行政書士試験出題者数と動向」で書いた記事、http://tkskikaku.jp/blog-entry-54.htmlの楽観論シナリオ(合格率10%以上、4,000名以上)が現実のものとなるかどうかです。

 そもそも行政書士会員数は、11月末現在で47,121名おり、常に過当競争にあるといっていい状態です。より仕事の領域の専門度が高い司法書士にあっては、629名(前年度660名)、弁理士にあっては、255名(前年度296名)で軒並み減少傾向でした。なぜでしょうか?これは仕事領域の専門性と密接な関係があるように思います。つまり、それでメシを食う人たちがどう思うかです。専門領域が狭いことで業界の参入障壁が高くなり、仕事にありつけている人の受注単価も需給の関係から高いと言えます。しかし、そもそも需要が少ないので既得権益化し既存会員は、新規参入者を歓迎しません。業界内でイノベーションが起こり新たな仕事を創造してゆくことが重要ですが、急に世の中は変わりません。

 一方で、行政書士ですが、仕事の領域は狭くありません。かといっていろいろなことができるかはその方の能力、投入する時間にかかってますが、一般的に多くの種類の業務を創造することが可能です。支部の会員も皆様々なことを行っています。それゆえ、受注単価が高いものもあれば低いものもあります。

 私は楽観論を期待します。ライバルの出現は結果的に自分をより厳しい競争にさらすことになるかもしれませんが、行政書士が幾分増えたって行政書士間で争っていたって何の影響もないのが事実です。士業間での争いなんて井の中の蛙です。もっと、業務を事業レベルで考えなくてはならないのです。遺産関係業務であれば、他士業はもちろんのこと、信託銀行などの法人がライバルとなるのです。

 合格率の増加は資格試験の価値を下げることにはなると思います。過去に受かった自分のプライドが少し傷つくだけです。でもそんなことを思うとしたらそれだけ自分はこの何年も成長していなかったって証拠です。ぜひ楽観論で私たちの仲間が増えて来年からいろいろなお話しを是非ともさせていただきたいと願ってます。

草々

追伸: 本年度の試験分析結果及びこの時期ですから試験とは離れたコラム等逐次アップしてゆきます。

 

終わりましたね

前略

大変お疲れ様でした。今日は、この1年間頑張った自分をほめてください。焦って解答を追っかけなくてもいいと思います。明日も生活は続きます。ゆっくり休んでください。

草々

追伸: 講評は追ってアップしてゆきますので今後アクセス下さい。

試験テクニック

前略

今日の試験ですが、テクニックをお伝えしましょう。時間配分と休憩についてです。

⒈ 時間配分
皆さんはどのくらいの時間で問題を解きますか?60問3時間の試験ですから単純に3分/問ですが、記述はご存知のように時間を要しますので余裕を見て30分とり、残り57問で150分です。ここで、1問あたり⒉5分を目指します。すると、約7分ほど余ります。
解く順番は指定しません。でも私の場合は、一般知識、記述、択一・多肢という順序でした。一般知識の足切を回避し、記述でじっくり取り掛かるためです。

2. トイレ休憩?
皆さまは、もし試験中にトイレに行きたくなったらどうしますか?ガマンしますか?ガマンは禁物です。手を挙げて試験官に告げて行きましょう。その時、試験官補助者がカンニング防止に入口まで同行しますが気にする必要はありません。
むしろ、試験中に戦略的にトイレを休憩目的で使うということもありです。先程1で申し上げたペースで行えば、7分の休憩時間を試験中に取ることができるのです。

草々

試験当日を迎えて

前略

 おはようございます。昨晩は良くねむることができたでしょうか。
 私が受けた平成24年度の試験は、東京地方は雨でした。しかし、本日は全国的に晴れの素晴らしい天気となりました。皆さんのコンディションを象徴するような天気だと思います。
 私はなぜか夜中に目が覚めてしまいました。受験時代の毎年のこの日の緊張感を思い出したのか、睡眠不足です。受験生の方でもあまり眠れなったという方は少なからずいらっしゃるでしょう。でも大丈夫です。人間1、2日睡眠不足だって頭は回転します。
 さて、本日試験開始の13:00まであと6時間ほどあります。是非とも直前の直前まで見直しをいただきたいと思います。素材は、最後に残ったわずかな間違い肢、条文及び一般知識のテキストです。この直前の直前、短期中の短期の記憶が鮮明に残ります。どの内容を具体的に行うのかはお任せしますが、最後の粘りはまさに準備にあるのです。
 試験までわずかですが、今日は私もスマホから記事投稿し続けようと思ってます。応援しています。

草々

試験前最後の連休

前略

 試験まであと1週間ほどに迫りました。今日は文化の日で関東地方は晴天に恵まれました。
 今日を含めて3連休であるという方はこれほどじっくり取り組むには最後のチャンスといえます。来週は皿回しの最終段階であり極力全教科にわたって弱点つぶしにあたって欲しいからです。
 この3連休は、弱点つぶしを行っていたとしても自分の回答の間違いの原因を確かめたり、理由づけをおこなうのじっくり腰を落ち着けて取り組んでいただきたいのです。
 平日働いている方であれば来週はすきま時間の最大活用となり間違いの理由を調べたりする余裕はありません。来週こそいかに短期記憶の勝負であり残存現象の勝負にかけるべきなのです。
 晴れた日に何で勉強してるんだろうとまた悪魔がささやくかもしれません。受験生にとってもっとも苦しい時間かもしれません。しかしながら来年も晴れた日は必ずやってきます。どんなに長くてもあと1週間ほどで物理的にその苦しいときは終わってしまうのです。いつやるんですか?今しかないでしょう。どこかで聞いたセリフですが。

草々

平成29年度行政書士試験出願者数と動向

前略

 行政書士試験研究センターより本年度の出願者数が発表されました。52,214名です。近年の受験生減少の傾向は相変わらずですが、例年7-10%程度の減少幅が今年はぐっと少なくなり1%程度です。下げ止まった感があります。
 今年初めの私の予想では受験者38,000人で合格者は約3,800人くらいと予想しましたが、楽観論でゆけば、今年の合格者の絶対値は増えそう(?)です。http://tkskikaku.jp/blog-entry-22.html

 比較のために行政書士のここ数年の申込者数、受験者数及び合格者数ならびに司法書士のそれを下記します。

1.行政書士(会員数:46,205人) 左から申込者数、受験者数(受験率)、合格者数(合格率)
H26、 62,172 48,869 (78%) 4,043 (8.3%)
H27 56,965 44,366 (78%) 5,820 (13.1%)
H28 53,456 41,053 (77%) 4,084 ( 9.9%)
H29 52,214 ? ?

2.司法書士(会員数:22,415人)左から申込者数、受験者数(受験率)、合格者数(合格率)
H26 24,538 20,130 (82%) 759 (3.8%)
H27 21,754 17,920 (82%)  707 (3.9%)
H28 20,360 16,725 (82%) 660 (3.9 %)

非常に不思議なのは、受験率が双方の試験も一定していることです。受験に対する心構えとか受験者層が影響しているのでしょうか。データからみると行政書士受験生の方が記念受験率(?)が高いということでしょうか。では、今年も受験率が77%相当であるとすると今年は理論値で40,205名となります。次に合格者をどれほどとするかという問題です。司法書士試験は毎年の合格者を4%よりわずかに低い数字でコントロールされてます。一方で行政書士は、低いときで5%前後高いときは10数パーセントになり非常に読みにくいのですが、傾向としてはどうやら10%は越したくないという意地が垣間見えます。

 今年の合格者を昨年なみとすれば4,020名前後、会員数は減少方向となります。11%くらいに持ち上げ、4,400名とするのか。
各士業界が軒並み合格者を減らしている中であえて増加に踏み切るのか。政治的にはありうるシナリオです。特定行政書士施行わずか2年です。会員数は増やしたいという気持ちはあるように思います。しかしながら一方で弁護士をはじめとする他士業の過剰状態の影響も受けることは否めないかもしれません。同様に士業人気の低下を一定程度受け入れ合格者の質を担保する方向で8%くらい、つまり、約3,200名とするか。上記のどちらかの方向性となるように思います。その場合3,200ー4,400名です。

 今最後の追い込みをしている受験生のみなさん。私は、4,000名を超える前者のシナリオの実現を期待してます。合格者の既得権益からすれば合格率が下がってほしいと願う者もいるかもしれませんが、行政書士はすでに多いのです。新規参入者が増加したからと言って自分の仕事が相対的に増えるとも思えません。それだけ皆さんが取り組んでいる仕事は多岐にわたりますし、行政書士間の競争の話ではないのです。楽観論を期待し最後のスパートを是非お願いいたします。

草々

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プロフィール

円たけし

Author:円たけし
資格取得を通じてビジネス力を鍛えることをモットーとしている現在47歳のビジネスマン。2006年(38歳)~2012年(44歳)までの電機メーカに勤務している7年間に、行政書士、TOEIC865点、日商簿記2級を取得。

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