ttp-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" /> 心 - 行政書士円たけしからの手紙

平成29年行政書士試験までの1か月をどう過ごすか?

前略
 
 平成29年の行政書士試験日は11月12日(日)に実施予定ですが、あと1カ月を切りました。これから試験日までの記事は、受験生の方が自信をもって取り組むことができるような記事を可能なかぎり配信してゆきたいと思います。
 
 予備校を利用される方、独学の方もこの数か月間追い込みの時期であったかと思います。特に大手予備校であるLEC、TAC、伊藤塾などでは軒並み模試を実施中で、最終模試は来週となり、学校としては実質的には今週が最後のカリキュラムとなるようです。今週終わったら残りは3週間となります。別に煽っているわけではありません。この3週間という時間をどう考えるか。これまでに長期間勉強してきた方にとってこの3週間はまだまだいろいろなことを行うことが可能です。まず、時間的にどれくらいあるでしょうか。仮に平日は仕事で週末2日が休みの方。平日は朝1時間、夜2時間の計3時間、週末は朝からはじめて10時間は可能でないでしょうか。
1週間あたり 3 x 5 + 10 x 2 = 35時間、3週間で105時間です。行政書士試験は3時間ですので理論的には、35回分、つまり、問題にして2,100問、肢にして10,500肢の確認ができることになります。いままでも申し上げてきましたが、皆さんは過去10年分の肢、つまり法令問題で、2,000肢をすでに1回以上は解いてきたため、理論的にはあと5回ほど反復練習ができるのです。

 何が申し上げたいかというと、模試の結果・問題には是非とも引きづられないでいただきたいと思います。模試は、各予備校の威信がかかっているため無用に難易度が高くなっているのがパターンです。過去問レベルより高く設定されてますし、各校の特徴を打ち出したいがため、新設問題が多くなりがちです。この3週間は、あくまでも知識の定着、それも既存の問われる外してほしくない基本の知識の精度を高めるべきなのです。

 これまでの勉強は長期記憶にいかに定着させるかというのが課題でしたが、残りの3週間は短期記憶も大事ということです。怖いことに余計な知識をインプットすると他の知識の引きだす力が減殺されます。歳をとって記憶力が悪くなるのは多くの情報が頭脳に蓄積され引き出す力が弱くなるためといわれてます。模試の新しい知識は基本知識を引き出すのにときに邪魔となる可能性があるのです。ですから、自信をもってこれまで間違った肢を集め間違わないようにする訓練を続けて欲しいのです。

草々

心(4) 習慣の力を見方につける

前略

勉強ってかったるい、特に着手時が苦痛。そういうふうに感じる人は多いとおもいます。毎日の勉強を精神的に少しでも楽にする方法、それは、「習慣の力」を味方につけることです。
一説によると、人間の行動の90%は、習慣によるものとも言われ、また、人間の決断の40~50%は、習慣が影響していると言われてます。習慣は意識せず行動に踏み切る原動力となります。

私の2017/1/17の「すき間時間の有効活用」でも述べさせていただきましたように電車通勤されている方は、通勤時間の学習が良い習慣を身につけるのに絶好の機会となります。他のことがしにくいためです。では、何日続ければ良いのか。3日です。昔から3日坊主と申しますが3日がひとつの目安です。何も考えず騙されたと思って3日間取り組んでみてください。3日終わったところで何かが少しだけ違ってきている自分に気がつくと思います。そうです。体が少しだけ慣れる感じをつかめると思います。

3日と言いましたが、どうしても気分が乗らないときはあると思います。そのときはどうするか。一瞬テキストを開くだけでも結構です。習慣とするための作業ですから、時間が少ないことにとらわれてはいけません。そうこうして3日間勉強をした場合、自分に目標達成の小さなご褒美をあげてください。酒を少し飲むのでもいいでしょうし、映画でも観るのも良し。達成したあと、次はもう少しだけ高い目標を設定し、実行してみてください。途中で中断するようなことがあっても、あきらめず自分の気分が変わるまで少し待って下さい。そうしているうちに、しないと不安になったりします。勉強するということが習慣化し、一種の生活の安定になっていたのです。あまり計算せずやってみることで楽になることもあるのです。

草々

心(3) 平成28年行政書士試験合格発表

前略

11月の試験より2ヶ月以上もかかって明日合格発表となります。合格発表を待つ方は気が気でないはずです。合格は、一生懸命に努力した証であり、たった一年に一度の発表ですから緊張しないわけがありません。そういう私もネットでの合格発表を怖くて会社で見ることができず、家に帰った後や、家に帰る途中の喫茶店で心を整えた後にこっそり見たものです。

合格した方は素直に喜んでいただければいいと思います。違うステージに進めたのですから。一方で残念ながら合格できなかった方、何とも言えない虚しさが襲うかもしれません。後ほど、点数結果が郵送されます。信じられませんがあと一問だったというボーダーの方もいらっしゃるかもしれません。そういう私も二度ほどあと一問ということがありました。

前日で面白くないことを言ってすみません。ただ、明日の結果を見てから考えるのではなく、どちらに転んでも次にどうしようかを考えて置くことか大事かもしれません。客観的に考え、1割の方しか合格できないのです。合格できなかったとしても自分の中で折り合いを付けなけれなりません。勉強以上に孤独な作業となります。生活は続いています。試験の結果は、過去の努力の結果であり、あなたの現在ではありません。

是非明日は、結果がどっちであろうと事実を直視して下さい。そして、もう一度チャレンジをしたい方がいらっしゃるのであれば、是非私のブログを覗いて見て下さい。頑張る方ためのブログですから。

草々

心(2)明日の行政書士試験

前略
 
明日はとうとう平成27年度の行政書士試験日となりました。今年受ける方はどんな気持ちで試験に望まれるのでしょうか?明日は、私も本部員として都内の会場で陰ながら応援させていただきます。
 
2つだけ申し上げたいと思います。1つは、どのように対策するか、もう1つは、どのような心構えで臨むのかです。
 前者ですが、この前日あと、約24時間後の残された時間で何をするかですが、短期記憶で有利となる事項を確認しなさいということです。実はこの試験、あまり一夜漬けは効きません。法律の試験はその問題の傾向より定着力をみるものが多く前日に飛的に点数を伸ばすことは困難です。でも数問は一夜漬けで何とかなるものがあります。では何をするかですが、行政法、民法の基本条文の読み込み、過去問の誤った肢(基本問題)のみの解きなおしに限ります。緊張感のただよう試験場で見たこともない問題の数々。みながそう感じます。その時に威力を発揮するのが基本条文の記憶なのです。基本条文に照らし合わせて違和感を感じた肢は(言葉の細かい表現ではなく)まず間違いと思った方が結構です。当日のあなたの勘は正しいのです。
 
後者ですが、最後まであきらめないでいただきたいということです。近年の行政書士試験は受験者が減少しており行政書士会は会員確保にやっきになっています。そのためには合格率を飛躍的に伸ばすわけにはゆかないのですがかと言って新入会員を獲得できない状況だけは何ともさけたいのが現状です。昨年の試験では合格基準を下げ、一定数の合格者を出す調整が行われました。問題が難しくて解けなかったと感じても不合格イコールではないのです。ご参考までに昨年の申込者数は、62,172人(合格者4,043人対申込者比率6.5%)で、本年度の申込者数は、56,965人です。昨年と同じ合格率とは到底思えません。また、明日は全国的に天気が下り坂です。実際の受験者数は天候によっても減少する可能性があります。試験本部員としては最悪ですが、やる気のある受験生にとってはむしろラッキーな状況なのです。

草々

心(1)資格取得の動機について

前略
  
今日は行政書士試験突破のための最も基本的な部分、つまりなぜ資格を取得するのかという動機についてお話ししたいと思います。
 
皆さんは、この行政書士という資格についてどのようなものか理解して取り組んでいらっしゃるでしょうか?他の弁護士や司法書士といった法律国家資格もそうでなのですが、法律行為を他人の代理として業として行うには専門的知識を要することが多く、一定の水準に達した見識のある者にのみその行為を許可するというものです。行政書士であれば官公庁提出書類の代理による作成や、契約書などの権利義務を規定する書類の作成行為です。訴訟もそうなのですが、本人自身が弁護人をつけず行うことは自分自身の法律行為ですから当然できます。ただし、裁判自体が法律家の世界で淡々と進められている中で独自で行うのは想像絶するほど大変でしょう。英語が全く話せない人がアメリカに放り込まれるようなものです。では一体何が言いたいのかと申しますと、資格とは法律的独占業務ができることの事実のみで、それ自体が職業であるというわけではありません。
  
そんなことわかっているよとおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、この点は非常に重要です。つまり、行政書士の資格を取得したというのみでは仕事があるということにはならないのです。仕事とは他人の役に立ち、その対価として(報酬)を得ることと言うことができると思いますが、仕事を獲得するのはまた別の行為が必要だということです。
 
資格学校、インターネットに情報があふれておりますが、資格を取れば人生が変わり、その結果、仕事が取れるようなことが書いておりますが、正直に申し上げますと、資格自体に大きすぎる期待を抱くのは間違いのような気がします。
 
行政書士が行うことのできる業務の報酬、地位等は別の機会に話しますが、皆さんのような企業に勤めている方にとって、行政書士試験に取り組むメリットはおそらく、

(1) 法律力を得ることができる、
(2) 受験勉強を通じて時間管理術を習得する、及び
(3) リストラ、退職後にも自分の力で一定領域の仕事を行うことができるという自信を得ることができる
の3つの点ではないかと思います。
 
かくいう私も行政書士としての業務はまだまだ始めて日が浅いのですが、上記の試験勉強を通じて上記3点を獲得できたというのが私にとっての最大の資産となってます。
 
受験勉強は地味で長い道のりです。しかしながら、その道を継続して歩き続ければいつしか自分の質が変化し、無形の資産を得ることができるのです。
  
今年の試験まであと、7か月弱というところですが、今一度試験に向かう理由を自問自答してみてください。向かう動機がしっかりしていなければこれから積まなければならない地味な訓練を継続できないのです。           

草々

 

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プロフィール

円たけし

Author:円たけし
資格取得を通じてビジネス力を鍛えることをモットーとしている現在47歳のビジネスマン。2006年(38歳)~2012年(44歳)までの電機メーカに勤務している7年間に、行政書士、TOEIC865点、日商簿記2級を取得。

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