ttp-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" /> 2017年04月 - 行政書士円たけしからの手紙

技(6)得点戦略 その2

前略
 
先日の「技(6)得点戦略 その1」に続くその2となります。法令5肢択一の正解率を上げることが合格への近道であることを申し上げました。では、法令は試験の得点配分ではどのようになっているのでしょうか?2016年度試験で申しますと、300点満点中、
1.行政法 112点(37%)、2.民法76点(25%)、3.憲法28点(9%)となっており、行政法と民法の2教科合計でなんと188点(62%)を占めてます。また、5肢択一ですが、満点160点中、1.行政法 76点(48%)、2.民法 36点(22%)、3.憲法、民法同列で20点(13%)ずつとなってます。
 
仮に一般知識を足切りすれすれの6問24点を獲得した場合、残り156点取れば合格となりますので極端な話行政法と民法の正解率が83%以上であれば、他の法令である憲法、商法等は勉強しなくても良いということになります。戦略として行政法と民法のみ勉強しなさいとそこまで言うつもりはないのですが、行政書士試験は、行政法と民法を制するものが合格への鍵となります。5肢択一にいたっては、圧倒的に行政法重視ということが言えます。
 
この比率を常に意識して勉強の配分を合わせてゆくことが重要です。私自身は、受験時代実務に役立つものが関心が高く、会社員として受験をしてましたので民法と会社法の比率が高かったです。しかし、これは合格率を高める方法としては得策ではありません。行政法をばかにせずきっちり取り組んでいたのあればもっと早くに合格できたのではないかと思ってます。契約実務、及び会社の動きをよく知るためには民法と会社法が面白いのは事実ですが、やはり試験対策としては行政法を最優先教科とすべきです。

草々
行政書士試験法域別得点構成

心(4) 習慣の力を見方につける

前略

勉強ってかったるい、特に着手時が苦痛。そういうふうに感じる人は多いとおもいます。毎日の勉強を精神的に少しでも楽にする方法、それは、「習慣の力」を味方につけることです。
一説によると、人間の行動の90%は、習慣によるものとも言われ、また、人間の決断の40~50%は、習慣が影響していると言われてます。習慣は意識せず行動に踏み切る原動力となります。

私の2017/1/17の「すき間時間の有効活用」でも述べさせていただきましたように電車通勤されている方は、通勤時間の学習が良い習慣を身につけるのに絶好の機会となります。他のことがしにくいためです。では、何日続ければ良いのか。3日です。昔から3日坊主と申しますが3日がひとつの目安です。何も考えず騙されたと思って3日間取り組んでみてください。3日終わったところで何かが少しだけ違ってきている自分に気がつくと思います。そうです。体が少しだけ慣れる感じをつかめると思います。

3日と言いましたが、どうしても気分が乗らないときはあると思います。そのときはどうするか。一瞬テキストを開くだけでも結構です。習慣とするための作業ですから、時間が少ないことにとらわれてはいけません。そうこうして3日間勉強をした場合、自分に目標達成の小さなご褒美をあげてください。酒を少し飲むのでもいいでしょうし、映画でも観るのも良し。達成したあと、次はもう少しだけ高い目標を設定し、実行してみてください。途中で中断するようなことがあっても、あきらめず自分の気分が変わるまで少し待って下さい。そうしているうちに、しないと不安になったりします。勉強するということが習慣化し、一種の生活の安定になっていたのです。あまり計算せずやってみることで楽になることもあるのです。

草々

技(6)得点戦略 その1

前略
  
以前1月11日付け「技(2)一般知識をどう対策するか?」でも触れましたが、一般知識がどうしても苦手だという人多いと思います。4月ですので、そういう苦手意識を持った方を対象とした試験全体の得点戦略につきお話したいと思います。
 
まず、行政書士試験ですが、いわずもがな法律の試験です。300満点中法律と一般知識で244点vs56点ですから法律問題は全体の81%相当となります。法律の勉強に力を入れるべきです。今後の残り7か月相当に力を入れるのは法律の勉強となります。一般知識は、足切り6問(24点)を下回らない勉強を目指しあくまでも法律の実力を高めることに時間を使うべきです。
 
では、合格点180点で一般知識24点を引いた残りは156点となり、この中には①法令の5肢択一(以下、「5肢択一」)、②多肢選択、及び③記述式を含みます。ここで、得点戦略ですが、多肢選択は、穴が埋まれば比較的正解に辿りつきやすいため3問中2問(16点)を狙い、記述式については、難易度と平易な問題が混じり、また完璧な正答を狙うのが難しいため3問中1問(20点)を狙います。そうすると、いったい5肢択一でどれだけ正解すれば良いでしょうか?120点ですので30問です。40問中30問(75%正解率)を狙うのです。75%の正解率を目標とするのは大変かと思われますが、正解率がこの目標に近づけば合格率が高まります。理由としては、

 1. 5肢択一の正解率が高いということが法律の基礎力を高めひいては記述式の正解率を高めることになる、
 2. 一般知識が思った以上に正解した場合、万が一5肢択一の不正解の状況を助けてくれる、つまり、一般知識の正解の増加   は、そのまま5肢択一の不正解の許容度を高めてくれることになる(トレードオフの関係)からです。
 
 まとめ表の得点戦略1が当面の目標であり、得点戦略2は、当日の試験で仮に一般知識と記述式がうまくいった場合の5肢択一の不正解の許容度を示しており、なんと5肢択一の正解率は、約60%の23問正解で良いことになります。(これは、40問中、17問も間違えることができることを意味します)。何かホッとしませんか。

 あくまでも机上の理論とはなりますが、やみくもに全般的に取り組むのではなく、5肢択一の勉強を中心に据え、記述式の対策を時期をみて準備するといったメリハリが行政書士試験の合格には必要なのです。

草々

行政書士得点戦略

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プロフィール

円たけし

Author:円たけし
資格取得を通じてビジネス力を鍛えることをモットーとしている現在47歳のビジネスマン。2006年(38歳)~2012年(44歳)までの電機メーカに勤務している7年間に、行政書士、TOEIC865点、日商簿記2級を取得。

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