ttp-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" /> 2017年05月07日 - 行政書士円たけしからの手紙

技(7)問題分析 その2(知識型-条文問題)

前略

 今日は、前回「技(7)問題分析その1」http://tkskikaku.jp/blog-entry-31.htmlで説明した問題のタイプについてもう少し掘り下げて話をします。

1.知識型-条文問題について H28-問題13より

 行政法で多くみられるタイプの問題です。条文知識が問われる問題です。では、条文知識とは一体何でしょうか。条文知識とは、(1)条文自体を正確に覚えていることと、(2)条文の内容を覚えていることの2つがあります。
 ここで、典型問題としてH28-問題13をみてみましょう。この問題は、正誤問題で答えは肢1(×)です。
 
 肢1. 行政庁は、申請の形式上の要件に適合しない申請については、補正を求めなければならず、ただちにこれを拒否してはならな い。
 (×) → 行政手続法第7条
 「行政庁は、申請がその事務所に到達したときは遅滞なく当該申請の審査を開始しなければならず、かつ、申請書の記載事項に不備がないこと、申請書に必要な書類が添付されていること、申請をすることができる期間内にされたものであることその他の法令に定められた申請の形式上の要件に適合しない申請については、速やかに、申請をした者(以下「申請者」という。)に対し相当の期間を定めて当該申請の補正を求め、又は当該申請により求められた許認可等を拒否しなければならない」
 
 ”又は”の文を挟んで行政庁側に選択肢が2つあることを理解していたかがポイントでした。問題肢をみると条文そのままの内容が出されているわけではなく、条文の内容を理解していたかが重要でした。いわゆる上記の(2)のパターンです。

2.条文自体を正確に覚えていることとは?

 では、上記(1)のパターンの条文自体を正確に覚えていることとはどういうことでしょうか?同じ問題の肢3をみてみましょう。

 肢3. 行政庁は、申請者の求めがあれば、申請に係る審査の進行状況や申請に対する処分時期の見通しを示すよう努めなければならない。
(○)→ 行政手続法第9条1項
「行政庁は、申請者の求めに応じ当該申請に係る審査の進行状況及び当該申請に対する処分の時期の見通しを示すよう努めなければならない。 」

 この問題は、条文そのままが出されたと言ってもよい問題でしたが、よーくみると、単語レベルですが微妙に置き換えられた表現となってます。条文の”及び”は、問題文では”や”といったように。条文知識問題は、条文を正確に覚えることが重要であり、直前期には条文素読が効果的な勉強方法となりますが、すごく正確に覚えることができる方にとっては、問題文の単語レベルの置き換えが間違いであるかのように錯覚してしまうことがあり注意が必要です。

3.まず条文の内容を覚えることにしましょう

 この問題においては、上記(1)と(2)のパターンが混在してましたが、最終的には条文の文字ではなく内容が頭に入っていることが大切であることがおわかりいただけたと思います。もちろん、条文の文言を覚えることができる方はアドバンテージとなりますが、勉強としては、まず内容を理解されることを優先していただければ良いのではないかと思います。

草々
平成28年-問題13

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プロフィール

円たけし

Author:円たけし
資格取得を通じてビジネス力を鍛えることをモットーとしている現在47歳のビジネスマン。2006年(38歳)~2012年(44歳)までの電機メーカに勤務している7年間に、行政書士、TOEIC865点、日商簿記2級を取得。

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